2013年01月31日

選ばれし者。

イクラです。
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アストリッドに、シセロを見張ってくれと頼まれた。
さいきんシセロの様子がおかしいというのだ。
いや、元からおかしいのだが、なにやら企んでいるのではないか、と。
シセロは夜母の部屋に閉じこもり、誰かとひそひそ話をしているらしい。

誰と話をしているのか?何を企んでいるのか?それを探ってほしいという。
夜母の部屋に忍び込んで、その会合の内容を盗み聞きしろ、とのことだ。

アストリッドが指示した、夜母の部屋で隠れられる場所というのは・・・

夜母の棺。
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罰当たりじゃないだろうか・・・しかしアストリッドの命令だ。従うしかない。

棺の扉を開け、夜母とご対面。
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母よ・・・し、失礼します。。。

棺の扉を閉め、真っ暗な中で待つ。
すると程なくして、シセロの声が聞こえてきた。会合が始まったのか?
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しかしシセロの声はするものの、相手の声は聞こえない。
シセロが一方的に話し続けるだけだ。

「すべては計画通りに進んでいる」と言うシセロ。
相手の女性?が何もしないことに、少々いらだっている様子だったが
シセロは「分かってる!いつだって従う!」と、忠誠心を見せた。

しかし、やはり何かおかしい。会話が成立していないように聞こえる。
いや、そもそも「会話」をしているのか?

ふいに、シセロは弱々しい声で呟いた。

「時がきたら、喋ってくれるよね?・・・愛しい夜母よ」

そうか。なんとなく予想はしていたが、これは「会合」なんかじゃない。
シセロはひとりで、夜母の棺に向かって喋り続けているのだ。
人目には奇妙な行動に見えるだろうが、シセロなら納得がゆく。

そのとき、かすかな嗄れ声が聞こえてきた。

「憐れなシセロ。かわいいシセロ。慎ましやかなる僕。
あいにく、かの男に私の声は届かない・・・聞こえし者ではないゆえに」

すると目の前の暗闇に、夜母の姿がぼうっと浮き上がった。

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っおぅ・・・

突然のことで戸惑う私に、夜母はさらに語りかけてきた。
「ヴォルンルードへ赴き、アマウンド・モティエールに話を聞くのです」
これは、契約、ということか?ヴォルンルードで黒き聖餐が?

慌てて棺から出てきた私を見て、シセロは酷く怒っているようだったが
夜母に言われた「沈黙の死す時、闇は昇る」という言葉を伝えると
飛び上がって喜んだ。「偉大な聞こえし者に栄光あれ!」と。
あれは聞こえし者が選ばれたことを伝える、唯一の言葉だったらしい。
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と、いうことは・・・つまり、私が聞こえし者に選ばれた、ということだ。

騒ぎを聞きつけ、アストリッドがやってきた。
私が聞こえし者に選ばれたと聞いて、動揺を隠せないでいる。
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たとえ私が聞こえし者だったとしても、この聖域のボスはアストリッドだ。
そう簡単にこの権限を明け渡しはしない、と言い放った。

さっそく夜母から契約の場所と依頼人の名前を聞いたわけだが・・・
アストリッドに、まだ考える時間が必要だから手をつけるな、と言われたので
とりあえず、またナジルから仕事を貰ってくるとしよう。

それにしてもシセロ・・・
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長らく不在だった聞こえし者が選ばれて、そうとう嬉しいらしい。
無邪気に喜んでいる彼の姿を見ると、少し和むな・・・少し、な。
posted by 鮭 at 13:40 | Comment(2) | TESV:イクラ