
リフテンの「死者の間」の裏にある墓場。
実はここに、盗賊ギルドのアジトに直接いける秘密の入口があるのだ。
フラゴンでカーリアと落ち合う約束だったので、アジトから行こうと思ったのだが・・・
鍵がかかっていて、どうやっても入れそうにない。
しょうがない、久々にラットウェイを通ってラグド・フラゴンまで行くとしよう。
ラグド・フラゴンは、いつもと少し様子が違っていた。
ふだんダラダラと飲み食いしているデルビンと姐さんの姿が見えないのだ。
バーテンダーのヴェケルに聞くと、「俺はお前を気に入っているから」と話してくれた。

ブリニョルフたちはアジトにいるが、どうやら私を倒そうとしているらしい。
カーリアと行動を共にしていることで、ギルドの人間を敵にまわしてしまったようだ。
ブリニョルフたちに、事の真相を説明しなければならない。
覚悟を決めて、カーリアと共にアジトへ向かった。
アジトの入口で、抜刀して待ち構えるブリニョルフたち。

ガルスの日記を見せて、メルセルがギルドの金を奪っていたと説得した。
半信半疑ではあるが、とりあえず確かめてみようと言うブリニョルフ。
ブリが話の分かる男で助かった。

ギルドの貯蔵庫の扉は特殊なからくりで、鍵を幹部がそれぞれ持っていて
その全てを使わないと開けられないというが・・・

貯蔵庫の宝箱は、すべて空になっていた。
そういえば・・・メルセルは、ノルドの遺跡にある仕掛扉も簡単に開錠していた。
こんな貯蔵庫の扉を開けることなど、朝飯前だったのだろう。
ギルドの幹部たちをも欺き、財産を全て持ち逃げするとは。さすが、と言うべきか。
とにかく、これでカーリアと私のことも信じてもらえたようだ。
自分たちが裏切られていたことに気づき、怒りを抑えきれない様子の幹部たち。
メルセルを捕らえて、償いを受けさせてやると意気込む。
まずはヤツの足取りを掴むために、家に忍び込むことになった。

しかしメルセルの家には、厄介な「番犬」がいるらしい。
番犬の扱いについては姐さんが詳しいということで、出かける前に聞いておいた。
メルセルの家は、表の入口は内側からかんぬきがかかっていて、入れそうにない。
裏庭にまわってみると・・・例の「番犬」がいた。

ヴァルドという、脳みそまでも筋肉でできていそうな男だった。
いちおう門越しに「入れてくれ」と話しかけてはみるが、まぁ、ふつうに断られる。
姐さんの情報によると、ヴァルドに取り入るには金を掴ませるのが良いらしい。
しかしメルセルを裏切るとなると、かなりの大金を要求されるだろう、とのこと。
うむ。それは必要経費としてギルドに請求したいが、やはり自腹だろうな・・・
また、ヴァルドはメイビン・ブラック・ブライアに借金をしているらしい。
その借金を帳消しにしてやれば、こちらの言うことも聞いてくれるかもしれない。
とりあえず番犬よりは話が分かりそうな、メイビンと交渉してみることに。
メイビンにヴァルドの借金について聞いてみた。

以前、メイビンがウインターホールドに注文していた高額な魔法の羽ペンを
ヴァルドがリフテンまで運んでくる途中で、あろうことか湖に落としてしまったらしい。
それで、メルセルの下で強制労働させているのだとか。うむむ。
その羽ペンを探し出してきたなら、彼の借金を帳消しにしてやっても良いという。
湖の底か・・・